足と靴の川柳
右足の小指の基節骨から踵骨に至る皮膚に出来た腫瘍を切除する手術をお受けになった御婦人がご来店されました。
手術をしたため、右足の踵が左足に比べて小さくなっています。
ご来店時には右足の皮膚に負担が掛からないようにとスポンジ素材で出来たスリッパを履いておられました。
左足は普通に靴を着用されています。
この御婦人は糖尿病も患っていらっしゃいます。また、両足共に中度の外反母趾がありました。
糖尿病は合併症が怖い病気です。皮膚の新陳代謝や雑菌に対する抵抗力が弱くなるので、靴には細心の注意を要します。
そこで、今回はX2＆PPTインソールというドイツ製の特殊なインソールベースを使って、除圧に徹したサポートを施しました。
出来上がったインソールを健康靴に装着して、早速履いていただくことになりました。
「いかがですか？」と尋ねる私。
「普通に歩く感覚を思い出しました。」と御婦人。
「意外と軽く軽快に歩けるでしょ？」と私。
「見た目は重そうに感じる靴だけど、足が軽いわ。」と御婦人。
また、外反母趾対策くつ下もお勧めして着用されていましたので、
「親指の力の入り具合はいかがです？」とお聞きしました。
「そうそう、しっかり力が入るわね。くつ下の効果が凄いわ。」と御婦人。
とても喜んで頂き、そのまま履いてお帰りになりました。
「足と靴の相談室」ロビンフット長津田 http://www.robinfoot.co.jp/
