中足骨骨頭痛(ちゅうそつこつこっとうつう)
「物心ついたときからO脚が強かったの・・・。」とご説明くださったご婦人。
仙腸関節炎で骨盤の脇に痛みがあり、病院でも関節炎の原因までは分からないと言われたそうで、歩くのが辛いとのことでした。
足のカウンセリングを始めると、やはり骨盤の歪みが強く、歩くと体が右に傾く癖があります。
そこにもってきてO脚が強いわけですから、右脚の負荷と歪みによる筋肉や関節への負担は相当なものと思われます。
「靴を履くと特に右足の外くるぶしが靴の履き口に当たって痛いのよ・・・。どうやら人よりもくるぶしの位置が低いらしいの・・・。」とご婦人。
「くるぶしの位置が低いというより、骨盤の歪みによって体が右に傾くのとO脚で足首が外側へ傾く骨格の歪みとが重なって、特に右くるぶしが靴の履き口に押し付けられてしまうせいでしょうね。」と解説する私。
この御婦人は外反母趾も強かったので、外反母趾対策くつ下を履いてみられることを提案しました。
さあ、40分後、御婦人の健康靴が完成しました。
外反母趾対策くつ下を着用していただき、いよいよフィッティングの確認です。
「わあ、不思議ねえ、なんだか勝手に足が前に進むみたいな感じ・・・。くるぶしも当たらないし、親指も痛くない。親指がすごく良く動く・・・。」と御婦人。
まさにこちらが狙った通りのご感想を頂き、ホッとしました。
「こんなにすぐに靴を作ってもらえて、履いて帰れるなんて・・・。もっと早く来れば長い間悩むこともなかったのに・・・。」と御婦人。
励みになるお言葉をありがとうございました。
「足と靴の相談室」ロビンフット長津田 http://www.robinfoot.co.jp/