足と靴の川柳
「姉からお宅で買った靴を貰ったんですが・・・。」というお電話が掛かってきました。
「えっ?、どういうことでしょうか?」と問い直す私。
「姉がお宅で健康靴を3足作ったんだそうですが、そのうちの1足を私にくれたんです。でも、姉用に作った靴なので私の足には合わないのではないかと・・・。」とお電話の方。
「ああ、そういうことでしたか。いずれにしても足のカウンセリングを受けて頂くことになりますが・・・。」と私。
「じゃ、お願いします。」とお電話の方。
今日、その方がご来店されました。
お姉さんから貰った健康靴とは、サンダルタイプのものでした。
妹様の足にはやや小さめのサイズでしたが、ギリギリ履けなくもないので、妹様の「足のカウンセリング」の結果に基づき、新しいフットベッドに調整加工をして履いて頂くことになりました。
妹様は骨盤の歪みが強く、バランスをとるためのサポートと左足首が内側に倒れこまないようにするサポートを施したフットベッドに仕上げました。
「履き心地はいかがですか?」と私。
「最初は高さが違うので、あれっ?って思ったけど、だんだん馴れてきました。土踏まずがしっかりしていて体がフラつかないみたい。」とのご評価でした。
今日は台風が近づいていることもあり、時折雨がパラつきます。
このままサンダルを履いて帰るわけにもいかず、履いてきたスニーカーに履き替えることになりました。
「あら、変だわ。体が安定しない。」と妹様。
「比べると体の歪みが分かってしまうからなんですよ。」と私。
「坐骨神経痛や脊椎のズレも骨盤の歪みからきてたのかしら?」と妹様。
「骨盤の歪みを含めた、立ったり歩いたりするときの体の安定性を失ったことが原因の一つでしょうね。」と私。
「今度はウォーキングシューズを買いに来るわね。」と妹様。
それにしても、お姉さんはどうして妹様に靴を譲ったんだろう?
「足と靴の相談室」ロビンフット長津田 http://www.robinfoot.co.jp/