前提が間違っている?
http://www.nhk.or.jp/timescoop/
NHKの番組の中では、このプログラムと「世界ふれあい街歩き」「爆問学問」を比較的よく見ています。
「タイムスクープハンター」とは、タイムスクープ社のジャーナリストが時間をさかのぼって、歴史を裏で支えた庶民や名も無い人々の営みを映像で記憶しアーカイブするという設定で、ドキュメンタリータッチで描かれる異色の歴史ドラマ?です。
これが地味に面白い。「へえ~、こんな職業があったんだ」とか「ええ?こんな人達がいたの?」とか、新しい時代感覚を呼び起こしてくれるのです。
昔、「アポロンの地獄」というリアリズムに基づいたギリシャ悲劇を映画化した作品がありましたが、雰囲気は遠からずのものがあります。
役者も演技っぽくなく淡々と演じていますし、セットや衣装も華美にならずにリアルな感じをうまく出しています。
ところどころ、NHKっぽい抑えた演出や安っぽい未来設定の場面もありますが、そんなに鼻につくことなく見れています。
こんな感じの「大河ドラマ」があっても面白そうだなと思わせてくれます。
「足と靴の相談室」ロビンフット長津田 http://www.robinfoot.co.jp/