娘の結婚式にパンプスが履きたい!

小黒健二

小黒健二

テーマ:足と靴

リウマチによる足指の変形と中度の外反母趾、足裏の指の付け根のタコと痛みに悩む50代後半の女性のご希望は、「娘の結婚式にパンプスが履きたい!」ということでした。
この方には以前、ウォーキング用の「補正靴」を製作しています。
「やっぱり無理でしょうか?」と言うその方の切実な眼差しを見て、暫し考え込んでしまいました。
「結婚式場だけで履く位なら、歩く時間も短いので、なんとかなるかもしれませんが・・・」と私。
「それでもいいんです。娘の晴れ舞台を華やかな気持ちで祝いたいんです」とその方。

結局、下の写真のような太い2cmヒールの4E幅のレースアップパンプスのつま先部を、ストレッチャーという道具で靴の幅や高さを広げ、足裏や足首を支える補正を施した「オーダーインソール」を組み合わせて履いていただくことにしました。

「式場まではいつものウォーキング用の補正靴を履いて、式場に着いたら履き替えて下さいね。」と改めてお願いしました。
足の痛みを忘れて、楽しい思い出の時間を過ごしていただけたなら、製作者としては一番のご褒美なのですが・・・。

 「足と靴の相談室」ロビンフット長津田 http://www.robinfoot.co.jp/

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

小黒健二
専門家

小黒健二(シューフィッター)

有限会社ロビンフット

足のトラブルの原因は様々ですが、病気や事故が原因でなければ、多くの場合が生活習慣による足の筋力の低下によるものです。「足のカウンセリング」は、生活習慣の見直しと運動による自己管理もアドバイスします。

小黒健二プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

足の健康を守る“足と靴のアドバイザー”

小黒健二プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼