足の筋力の低下と骨格の歪み:その2

小黒健二

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テーマ:足と靴

足の筋力の低下とそれに伴う骨格の歪みはなぜ起きるのでしょうか?
一番大きな原因は「生活習慣」にあると思います。
運動不足やいい加減に靴を履くという悪い習慣、デザインの好みだけで靴を選ぶという偏った選択が、足に負担を掛け続け、足の筋力の低下や骨格の歪みを引き起こすのです。
例えば、子供たちの足にも、生活習慣による足の筋力の低下や運動能力の低下が指摘されています。
「浮き指」という聞き慣れない言葉で表現されるような足の指先の筋力低下。子供たちの足に多く見られるようになってきているとの報告があります。

足の指先の筋力が低下すると、踏ん張って体を支えられなくなります。立つという動作が不安定になります。足首や膝が安定しなくなります。
立っていることさえ辛くなり、すぐに座り込んでしまいます。
これは、お年寄りに起こっていることではありません。子供たちに指摘されていることなのです。

では、このような体育の問題を解消するためには、何が必要なのでしょうか?
答えは「生活習慣の見直し」です。
そして、その第一歩こそ、大人も子供も「正しい靴の履き方」を生活習慣の中に取り入れることだと思います。

正しい靴の履き方とは、
①靴のカカトに足のかかとを密着させる。(かかとトントン)
②靴のカカトに足のかかとを合わせた時、靴先に1cmほどの余裕(空間)を確保する。(つま先に余裕)
③靴紐やマジックベルトを締めて、足が靴の中で泳いで不安定にならないようにする。(靴紐やマジックベルトを締める)


 「足と靴の相談室」ロビンフット長津田 http://www.robinfoot.co.jp/

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専門家

小黒健二(シューフィッター)

有限会社ロビンフット

足のトラブルの原因は様々ですが、病気や事故が原因でなければ、多くの場合が生活習慣による足の筋力の低下によるものです。「足のカウンセリング」は、生活習慣の見直しと運動による自己管理もアドバイスします。

小黒健二プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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