骨壺と骨袋をちょっと検証!

大橋理宏

大橋理宏

テーマ:大切なこと

さて、骨壺と骨袋

ちょっと書いたら案外皆さんの興味に響いたようなので徹底検証は数値的データに乏しいので

ちょっとだけ検証してみます。

其の1 耐久性
壺・・・・落下時に割れる、またぶつかることで割れてしまう可能性あり、破片と遺骨が混ざってしまうことも
袋・・・・落下時場合によって裂ける可能性はあるが損傷は少ない、ただし内部で遺骨が砕けることは避けられない。時間と共に風化し袋自体がなくなっていくことも。

其の2 耐水性
壺・・・・外部からの水の侵入には比較的強いが内部結露の恐れあり内部に水がたまることも、また外部に水がたまることで浮き、転倒する可能性有
袋・・・・外部からの水を通すが乾く、時間の経過とともに劣化

其の3 土に還れるか
壺・・・・いつまでもそのままに近い状態で遺骨は残ります
袋・・・・生地にもよるがいつか自然分解していく中で遺骨が土に触れれば土に還っていくことも

其の4 価格帯
壺・・・・大きさにもよるが1000円台から上限はよくわからない。有名作家によるものだとそれなりに高額。
袋・・・・現状数百円程度から4万円くらいまで

其の5 商品の幅
壺・・・・無垢の白いのから限りなく様々な商品群
袋・・・・基本がさらし地だったところから、まだまだ商品はあまり多くない。

その6 強み
壺・・・・残したい遺骨を骨壺が割れない限り、かなりの長いスパンで保存できる。移動を考えたとき優位
袋・・・・省スペース性。形はある程度自由になるので量を保存するときに便利

と、なんとなく考えただけでこんな感じ。

必ずしも壺でなくてはいけないこともないし、袋にした方がいいというわけでもない。

適材適所と本人の想いにおうじて使い分けることが良いのかもしれませんね。

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大橋理宏
専門家

大橋理宏(石工技能士)

株式会社大橋石材店

神奈川・横須賀でお墓コンサルタントとして活動。「終活」全般の悩みを的確に答え、相談できる先など悩みを解決。お墓に関する悩みは特に実績があります。生前予約の墓じまい「お墓のみとり@」を主宰

大橋理宏プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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