電話でお名前を聞かせていただけないお客様へ
こんな書き方をしてしまうとおもしろいネタもつまらなくなってしまうのだが
確かに作りこみの部分の目新しさはある。
リズムに乗って微妙に色気を演出しながらという部分の受けもあるが
何より言葉の選択とストーリーが素晴らしいな~とおもって何度も見ていた。
伝えたい内容を的確に問題定義し解決(してないかも)へと導くデータをだす。
キャリアウーマンというネタでは
「あ~女に生まれてよかった」
{え_なんで?}
「独り身で寂しい働きウーマンのみんな 自分から狩りに出ないと男出来ないとおもってない?」
「じゃあ質問です!」
{問題提起きました!}
「花は自分からミツバチを探しにいきますか?」
・・・・・・・
「探さない!」
「待つの」
{お、いきなりの解決???}
「まいてごらん自然と男は寄ってくるから」
{なるほど}
ここで軽く納得させられるそして次の展開に
「クミちゃん しごとしごと!」
「えっ?」
「元カレのことが忘れられなくて仕事に集中できない?」
「ダメウーマン!」
「いい?元カレのことが忘れられない?じゃあ質問です」
{より具体的なストーリー展開、いわゆる事例です(笑)}
「クミちゃんは味のしなくなったガムをいつまでもいつまでも噛み続けますか?」
・・・・・・・・{おお、問題提起がきたぞ!}
「新しいガム食べたくない?」
「男はガムと一緒、味がしなくなったらまたあたらしいガムを食べればいい」
「だって!地球上に男は何人いると思っているの?」
{回答からのさらに問題提起です。そして答えは!}
「35億」
「あと5000万人」
説得力のあるような無いような、でもこれはお笑いだからこの展開でもいいんですけどデータを突き付けてくるところがいいですね。
さすがキャリアウーマン(笑)
さて本題、文字で書いちゃうと笑うに笑えなくなっちゃいますが、
悩んでいる隣人やお客様の問題を抽出して、まず一度一般論に落としたうえで更に本質の答えを裏付けをつけて解決し
笑顔にする。
これまだ自分、お墓を建てたい人に対して完璧にできていないんじゃないかなって、
もっともっといろんな人に関わらせていただいて導き出さなきゃね。
「ご先祖様からあなたに会いに来てくれますか?」って投げかけて「待ってるの」と言えても
「日本中にどれだけの数のお墓があると思っているの?」と自分で投げかけても裏付けの数字がない!(笑)
まさかの「35億」だったらいいけどね。