お墓建てから墓じまいまでの最短の事例 横須賀の石屋は見た!

大橋理宏

大橋理宏

テーマ:今、感じていること

墓じまいって先祖代々のお墓を継承が続かなくなったからする・・・


一般的な部分の一つに跡が続かなくなったから

遠距離で大変だから、今の暮らしているところのそばに

といった理由がほとんどです。

そして前者の継承者が絶えるのは、決して子供がいないからだけではありません。

その土地に親戚はあっても今はまったく付き合いもなく、こどもはいるけどお墓のある土地には戻らないだろうなということも含まれます。

今回はその事例で起きた墓じまいと建墓の出来事。

田舎のお墓の改葬の手続きを進めているのでお墓を準備しておきたい


期限を設けてお墓づくりが始まりました。

「無事完成し気持ちも晴れた。
あとは田舎に遺骨を10日後に取りに行ってきます」

納骨日をその1週後くらいに設定していたので確認の連絡をすると納骨できないということを切り出される。

ちゃんとした理由は聞かないでと言われ、そのあとにでたのが

「建てたお墓を処理してください」

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改葬にあたりいくつかの注意事項ははなして順調のようだったが


改葬許可書の取得ができていたのでお寺さんとの問題は一切ないはずであるしその部分はある程度確認していた。

ほかにある問題とすれば、

新しい墓地での問題?

それもお墓を片付ける作業時に住職と話したがトラブルもなさそうだった。

とすると見えてくるのが「親戚」

ご親戚は今は付き合いはないけれど、今回の墓じまいをする家は特に本家筋であったので、一番最後のお墓を閉じるお経の本当にぎりぎりでちょっと待ったが掛かったのかもしれない。

本家筋でもいいんじゃないの?

たしかにお守りしていく気持ちで今回は近くにという希望だったので悪いことはありませんが、ルーツをたどると親戚も同じ方をご先祖様としています。

つまり継承者ではないけれど、その地でご先祖様を大切にしていたのです。

推測ではありますがそのような形で、ご親戚から大いに反対され終うことがかなわなくなってしまったのかと思います。

お墓は誰のもの?

もちろん管理費や護持会費を支払い、直系で継承された方のものというのが表面上の見方ですが、お墓はそこに納められた人とつながる唯一の公共の場という特徴もあります。

お守りしている人をないがしろにするわけではありませんが、そういった特徴もあることを見ていくと、一番近い親戚は大いにかかわっている人達。

そういった方がいる場合には今付き合いがなくても、墓じまいなどの場合は相談していくこともスムーズになるかもしれません。

余談ですが新しく建てたお墓は出来上がりから4週後には更地にて墓地管理者に返納されました。

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Mybestpro Members

大橋理宏
専門家

大橋理宏(石工技能士)

株式会社大橋石材店

神奈川・横須賀でお墓コンサルタントとして活動。「終活」全般の悩みを的確に答え、相談できる先など悩みを解決。お墓に関する悩みは特に実績があります。生前予約の墓じまい「お墓のみとり@」を主宰

大橋理宏プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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