市町村などによって違う条例 お墓とお骨

大橋理宏

大橋理宏

テーマ:今、感じていること

お骨は土に還るんですよ~。だからカロートの内部にも土に部分を残しています。

そんなやり取りは以前当たり前に行われていたのですが、

とてもマイナーな法律「墓地埋葬等に関する法律」略して墓埋法(ぼまいほう)がマイナーチェンジを繰り返し、市町村による条例はもともとありましたが、今は市町村長が墓地の許可の権限を持っていますので、より条例も細かくなってきているようで。

遺骨を土にあけてはいけない(土に触れないように容器に入れる)ことを決まりとしている行政もあります。

土葬の遺骨であれば死因もわかりませんに何らかの菌を持っている可能性はあるとしても、火葬された遺骨をそこまでしなくてもとは思います。

例えば公営の霊園であればそこには管理上の理由などもあるかもしれませんが、民間の霊園などにも同じようにさせるということは保健衛生上ということ以外になかなか思いつきません。

何が理由なのでしょうか?

霊園の独自の規則で改葬などが起こった場合取り出す(掘り出す)のが難しいなどの理由はあれ何となく土に直接触れさせてはならないという理由がわかりません。

もちろん行政サイドにも言い分はあるのかもしれませんが、土に還っていくことが良いような気がしてなりません。

例えばあなたの遺骨に固執する人がいるとすれば直接あなたに関わった家族だけ。

その家族もおそらく50年もすればほぼ絶えています。

その時期まで亡骸としてあっても良いかとは思いますがそれ以上残っていても身内だけど誰の骨かわからない骨として見られがちです。

野に倒れ白骨化すればいつかは土に還る。

それと同じようにカロート内で良いので土に還れないものかと思います。

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大橋理宏
専門家

大橋理宏(石工技能士)

株式会社大橋石材店

神奈川・横須賀でお墓コンサルタントとして活動。「終活」全般の悩みを的確に答え、相談できる先など悩みを解決。お墓に関する悩みは特に実績があります。生前予約の墓じまい「お墓のみとり@」を主宰

大橋理宏プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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