コラム
霊園見学に行っておもうこと。 ……な霊園は少し進んでいる。
2016年5月22日 公開 / 2020年8月25日更新
千葉県鎌ケ谷市にある霊園「自然聖園」にお邪魔してきました。
タイトルの…の部分に入る答はわかりますか?
そう、霊園とお墓の販売が1社で、いわゆる経営母体がお墓も販売している霊園ということです。
いわゆる民間の霊園はまだまだ「一般墓」と呼ばれるものを主体としているところが多く、ペットも一緒にといった具合のところがまだまだ多い気がする中で、最近は少し樹木葬というところも出てきました。
先日も新聞の広告の中に鎌倉で初めての樹木葬てきなふれこみのところも見かけました。
さて、いわゆる一般の霊園は経営母体と販売会社が違うところが多く、多くの霊園販売の石材店が介在しているところが多いです。なぜそうなるか?
石がある程度の量で動かなければ販売業者は利益が出しにくく霊園販売に参入してこなくなるからです。
そこで今日見学したような、経営母体が販売まで行っているところはその辺の自由度が増してきます。
ですから時代のニーズに近い仕組みを作ることができる。
見学先では、樹木葬エリア、夫婦墓エリア、4人までの家族のエリア、6体分の骨壺までが入るエリアなどがありました。
いずれも石の量もそれほど多くなく、価格的にも極端に高くはなさそうでした。
これは石材店目線ではなく消費者目線に近い霊園になっているように思われます。
今後はこうした霊園が増えていくと石材店そのものが販売する場所がさらに無くなっていくということも起こるかもしれません。
ただ、マイナスばかりでなく、お墓を建てられる人が増えることは間違いなく、お墓をあきらめた人がもう一度お墓を考えるチャンスを作ってくれているとも考えられます。
帰り道ずっと一般道をはしり、いろんな思いを巡らせながら帰ってきましたが、やはり石材店の都合は置いておいてもまず、お墓をあきらめさせない仕組みを加速させた方がよいな!という結論に至りました
できること、進めていきます。
関連するコラム
- PPK(ぴんぴんころり) 2015-07-14
- 行き過ぎの管理体制?民業圧迫? 2015-08-10
- 画期的というか、いまどきの納骨 2013-08-03
- 親は檀家だったのですが、私は・・・ 2015-07-03
- お墓の写真をSNSにのせるべきではない? という質問をいただきました 2016-03-20
コラムのテーマ一覧
- 墓デミー賞
- お墓のみとり リ墓―ン
- 石材店向け講師
- お墓の行方
- 取材をしてみよう
- お骨の行く先
- ペットのお墓
- リ墓―ン お墓のリメイク・再生・手元供養
- レッツ!お墓まいり!
- 初めてのお墓作り
- ぜひここを確認してみてください。
- 建墓物語
- 大橋石材 重大ニュース
- お墓のリフォーム
- お骨の行く先2016
- お墓のみとり
- お墓用語の基礎知識
- 国内の石
- お墓コンサルタント
- 大切なこと
- 国産のお墓
- お墓を作ろう
- 取引先
- 供養あれこれ 横須賀 石屋
- 記事掲載 石材 職人 神奈川
- 永代供養 神奈川 横須賀
- 取扱い墓所 神奈川 横須賀
- 墓石工事 横須賀 神奈川
- セミナー・イベント情報 横須賀
- 墓石デザイン 神奈川 横須賀
- お墓関連情報 神奈川 横須賀
- 素敵なデザインのお墓 横須賀
- 終活・エンディング 横須賀
- 石で実験
- プレゼント情報
- 故人の気持ちになってみた
- 良くある質問
- 石について
- 石の良し悪し
- 今、感じていること
- 加工に関して
- 石のある暮らし こころ豊かに
カテゴリから記事を探す
大橋理宏プロへの
お問い合わせ
マイベストプロを見た
と言うとスムーズです
勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。