水掛け論 お墓に水をかけるかけない?

大橋理宏

大橋理宏

テーマ:今、感じていること

お彼岸などで寺院待機しているといろんな質問や、みなさんの会話が聞こえてきます。

よくあるのがお墓に水をかけるかけないのまさに水掛け論

あなたはどう思いますか。

寺院墓地などでは大体がご住職の指導によってかけたりかけなかったり。

ということが多いようです。

同じ宗派でも違うことをお話しされているのを聞きました。

また頭のてっぺんから冷や水を浴びせるようなかけ方をしてはだめであるとか、本当にさまざまな指導の仕方を聞きます。

いろいろ聞きすぎているのでこちらも正解はこれだ!とは言えないのも実態ですが

自然環境を見てみれば雨も降りますので間違いなくお墓は濡れます。

だから決してだめでもないとは言えますよね。

では気持ちの部分から考えると真夏は熱いからやっぱり水かぶりたいだろうな?とか、逆に冬は冷たいだろうな?そんな思いも巡ります。

そう考えると、お墓はご先祖様の体なのかもしれません。

だからお水をかけた後例えば洗ってふき取ってあげるのもよいかもしれません。

かけっぱなしにしないっていうのは大事かもしれませんね。

お墓を石としてみてもやはり洗ってあげてからしっかりふき取るというのはお墓の艶やきれいさを保つのにも効果はあります。

まず、お寺さんに墓地があったらご住職の話を聞いてみて、水のかけ方を聞いてみるのも良いかもしれません。

かけちゃだめでも水拭きから拭きは是非心がけてください。

参考までに故人が酒が好きだったとかでお墓にかける方がいますが、これはシミなどの原因になります。もしもそのような行為を親類がしてしまったりしたら、そのあとしみこむ前にしっかりふき取り、水洗い乾拭きをすることは大事です。

供物をご先祖様は召し上げることはできませんのでご先祖様にささげた後はお身内で好きな方が召し上がるのが良いかと思います。

代が続く限り長く使うものですので、ぜひご先祖様の体だと思い向き合っていただければとおもいます。

良いお墓参りを!

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大橋理宏
専門家

大橋理宏(石工技能士)

株式会社大橋石材店

神奈川・横須賀でお墓コンサルタントとして活動。「終活」全般の悩みを的確に答え、相談できる先など悩みを解決。お墓に関する悩みは特に実績があります。生前予約の墓じまい「お墓のみとり@」を主宰

大橋理宏プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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