コラム
お墓用語の基礎知識 納骨の時期
2016年2月29日 公開 / 2020年8月25日更新
これに関してはいろんな意見がありそうですが
納骨の時期というのはいつが正しいのか?
まず正解はないです。
一般的に仏教の方が多くしかもお墓があれば四十九日の法要時を選ぶことが多いのは皆さんの感じているところであると思います。
その理由としてはおそらく
七日を七週で仏様となっていくわけでそのタイミングでと言う方もいますし、物理的に、お葬式以外で一番身内が集まる機会が四十九日だから、皆さんがいるときにという場合もあります。
生きているものの考え、それも周囲というか一般的にそうしているからそうするという流れが多いと思います。
ですから、お墓ができあがるのに間に合わなければ百日の法要、そのタイミングも逃したから一周忌といった人もいるわけであります。
風習でお葬式のその日に納骨をするエリアももちろんあります。
そして、いつまでもお骨を家に置いておくのは良くないという方もいます。
離れがたくなるから、忘れることができなくなるからという理由で。
確かに日常に戻るために目の前にあるととお考えになるかもしれませんが、悲しみが癒える期間は人それぞれ、故人の最後の形である亡骸と別れるタイミングは人それぞれで良いと感じます。
ただそれを促す方もいないとお墓の必要性もなくなってしまいますので、それはそれで・・・
お墓は亡骸を収める場所でもあり、ふたの石一つの隔たりを付けることでひとつのけじめとなり、逆に向き合えるようになることも確かです。
そして最後には土に還るのが遺骨のあり方であると思います。
正解のない今回のタイトルですが、一つの参考にしてあなたなりの納骨の時期をかんがえてみてください。
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