コラム
お墓用語の基礎知識 改葬についてその2
2016年2月23日 公開 / 2020年8月25日更新
昨日は改葬という言葉に注目してみました。
お墓からご遺骨を取り出し、新たな場所に納めること(葬ること)ということでした。
その説明の中で出てきたキーワード
「埋蔵」「収蔵」という言葉
実はこれとセットで「埋葬」という言葉があります
さてこの3つの言葉
ご遺骨をどうするのかというところがポイントです。
まずは「埋葬」
そう呼んで字のごとくなのですが埋めて葬るということ。
ここでポイントは死体のまま埋めて葬るものと考えてください、つまり「土葬」といわれるものがわかりやすいかもしれません。
そして似ているけれどちょっと違うのが「埋蔵」
墳墓いわゆるお墓の中に火葬したいわゆる「焼骨」を納めることと考えてください。
イメージとしては普通にお墓というものに遺骨を納めるのが「埋蔵」です。
合祀型の集合墓などもこちらの部類になると思います。
そして3つ目、今度は蔵が一緒です。
「収蔵」
某元テニスプレーヤーと同じ読み方で、遺骨の行先として今もっとも熱い(マスコミ的に)納骨手段です。
建物型の納骨堂など、遺骨をロッカーなどで安置する仕組みのものに収める、いわゆる単体のお墓(家族墓)以外にお骨を収めて安置しているものを収蔵と呼びます。
広い目で見れば自宅の押し入れに安置していても収蔵なのかもしれません。
で、見ていくといわゆる合祀合葬以外の散骨はどこにも属しません。
改葬の途中から流れが変わっているものであり、法的にまだ正確な判断のない部分です。
現状公序良俗に反しない限りは問題はありませんが。
明日は何度か触れていますが改葬に関する手続きについて書いてみます。
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