墓石材どうやって選ぶの?
昨年噴火のあった御嶽山近くで採掘されている
黒光真石(こっこうまいし)
この石も昔ほどは大きな材料がないのかは確認していませんが最近は写真のような形でみることが多くなりました。
神奈川県内の古い墓地を歩くと結構な量があると思います。
昭和の時代に和型で作成されているものは今では平面であるところがやや鏡面になっていたりします。
いわゆる手磨きで磨いていたものかと思います。
技術的に平らにできないのではなくあえて少し中心を張らせることでどの角度からでも光が反射するようにしていたのだと思われます。
この石は黒系統ですが御影ではなくどちらかというと光沢がでて写りこむほどはっきり光らないから、より光って見えるように工夫がされたのでしょう。名前にも「光」がはいっているくらいですから。
写真を見ていただいてもわかるように機械磨きされたものでも正面から写真を撮っても姿が写りこまないのがいい例かもしれません。
昨年の噴火以降の状況など確認をしていませんが、独特な石のひとつなので確認してまたご紹介などもしてみたいと思います。