お墓をつくろう 仏壇屋さんが石屋?石屋が仏壇屋さん?
今日は昨日の予告通り中国産の赤・ピンク・グレー・黒について
中国の場合赤というのがまず、赤というほど濃くないというのが実態です
中国マホガニー 最近でも入荷はしますが以前ほどの赤い発色が少なくなりました。赤ですと言い切れないのが弱み
三侠紅 こちらはマホガニーほど石目は細かくはなく、赤を薄めた感じでピンクに近づいて行っている感じのする石。以前は青雲紅という石と分けられていて石の色合いが若干違っていましたが、今はどちらの名前でも一緒のような感があります。
ピンク系
G663 こちらがピンク系の代表的な石。霊園で桃色というかピンク色を見つけると対外この石です。最近は採掘が止まっているとのこと。今後値上がりしていくと思います。
G635 663よりも石目の大きな石です。色合いとしてはそれほど変わらない印象
グレー系
河北山崎 一時期霊園の墓石の石種ランキングでずっと上位を確保するも、採掘が不安定になり価格高騰、石目が2種類ありその時取れている石という流れになり、最近ではやや落ち目になってきている。現在はまた原石を持っている商社も増えてきている。現在の石を取り寄せていないので私的には勧めていません。
中国山﨑 こちらも国産の山崎石に似ている石として一時期人気がありましたが原石が枯渇して今では大きなものが取れなくなり、小物類の加工などしか流通していないといったところです
黒系
山西黒 中国産の黒御影としてとても人気がありましたが、原石によっては錆のつよいものもあり茶色く変色するなど結構トラブルもあった石でしたが、現在は錆の出やすい石だけになってしまったのかいつの間にかほぼ見受けられなくなりました。
北大青 黒系の石ではありますがはっきりとした柄があります。値上がりはしていますが現在のところ安定している石の一つです。黒手青手の2種類あり、販社によっては北大黒という名前で分けて販売しているところもあります。青の方がどちらかというと明るいイメージがあります。
以上、代表的な中国石でした。
明日はインドに行ってみよう!