インド山崎で大混乱 インドの石 横須賀 お墓
継がれず無縁、さまよう墓石 不法投棄続々、墓の墓場も
朝日新聞デジタル版にこのような記事がありました。
お墓を解体する記事を最近よく書きますが、解体は実際に増えています。
この新聞記事をよむと、いくつかの違和感を覚えます。
まず、不法投棄。
これは問題外
次に墓の墓場。
利益はないといいますがなぜお墓を集めて飾るのかということです。
本来解体されたお墓は魂を抜かれ「石」に戻っています。
ですからあえてこのようにして集めて飾ったとしても、だれも手を合わせませんし、魂の抜け殻の石であるだけです。
片付ける人の自己満足?ご先祖様に申し訳ない?挙句たたりがある?
弊社では、解体する際、ほぼ現場で小割してしまい一人で運べるサイズにしてしまいます。
字の彫ってあるものも同様に。
そして字の彫ってあるものは分別し、文字のところにカッターを入れ文字の形が残らないように破砕し
そのうえで処分場に持っていきます。
処分場は産廃の許可を持つ砕石業者です。
産廃の契約もちゃんとかわしマニュフェストも保管しています。
最終的には砕かれ工業用にリサイクルされています。
そんな!
そう思うかもしれませんが、不法でもなく、自己満足でもなく適切な処理だと思っています。
石にかえった「墓石」をどうしていくのかは課題のようで課題ではないです。
弊社にくる解体のお客様には必ずこの流れを説明してご理解いただいています。
お墓を片付けようと思う方。
中途半端な片付け、事業者選びはかえって予期せぬことになることもあることをぜひ考えてください。