カロートの中が水浸しですよ!
昨日の記事内に「見えない手間」という文言がありました。
弊社施工の工事は平均的にコンクリート基礎の厚みを15センチ前後としています。
それを標準施工と考えて、解体の排出されるコンクリートガラや削り取る労力の計算をしています。
これが思いのほか分厚いコンクリートだったら。
削り取る時間が伸びます(人件費)
削りとった後、土を戻します(残土が事前の解体で出ていない場合は買ってきて埋め戻します)
コンクリートガラの廃棄処分をするのに処分場代が伸びます。
そんな感じで実際に石をはずして壊してみないとわからないことはあります。
自社で施工したものならそれもだいたい予想はつくのですが、他社で作ったものに関しては何が出てくるかわかりません。
先日の記事のジュースの缶ぐらいで済めばよいですが、産業廃棄物など仮に埋めてあったりしたら、その処分などにもすべて費用は掛かるのです。
その部分は見えない部分として、予測の元に考えて計算します。
ですから必ず施工した業者名がわかれば、教えていただきます。
業者ごとにある程度自主ルールがあり、施工法は確立されているとおもいますので。
そのデータがあるだけでも見えないものがちょっとだけ見える可能性もあります。
今日はそんなお話しでした。