コラム
心がざわめく
2014年2月17日 公開 / 2020年8月25日更新
今日は母の命日です。
5年がたちました。
さてタイトルにも心のざわめきとは。
母は脳幹に近い部分の血管内の手術を受け、成功、そしてリハビリの申込みをしようというところまで来て結果的には血管が破れ意識不明となりました。
意識があった最後の1日はお見舞いで病院までは行っていたのですが子供たちが車で寝ていたため、嫁がしばらく顔を合わせていなかったので嫁を優先しあいにいかせました。
とても元気でにこにこしていたよという言葉を聞き安心して、自分は顔を見せずに帰路につきました。
途中夕食をとり、更に家に向かう高速の途中、父から心停止したという電話。
とにかく戻れれば戻れと
子どもたちと嫁を一度家におろし、妹を途中ひろい病院まですぐに戻りましたがそこからは機具に生かされている状態でした。
その後10日間反応することもなく、少しづつ弱り母は亡くなりました。
父も10日間ほとんど病院で過ごしやつれはてていました。
まさに生きて帰る明るい兆しからどん底に。
そのころはエンディングノートなんて話もなかったし、ましてや生きて帰ることを前提に手術を受ける覚悟をした母だったので何も伝えず、そのあとも皆があたふたしたのを思いだします。
手術後ほとんどまだ声にならない声で会話したのが最期でした。
意識を失う日、家族のほとんどが顔を合わせた中で自分がいかなかったことはいつまでも悔やまれてなりませんでした。
たぶんまだどこかで引きずっていると思います。
家族を亡くされた方と向き合う中で、人それぞれにいろんなことが起こっています。
お墓を作ることで気持ちに区切りが少しつく方もいます。
自分のこの体験を胸にまた日々仕事をしていきたいなと感じています。
関連するコラム
- 行き過ぎの管理体制?民業圧迫? 2015-08-10
- 親は檀家だったのですが、私は・・・ 2015-07-03
- PPK(ぴんぴんころり) 2015-07-14
- 画期的というか、いまどきの納骨 2013-08-03
- お墓の写真をSNSにのせるべきではない? という質問をいただきました 2016-03-20
コラムのテーマ一覧
- 墓デミー賞
- お墓のみとり リ墓―ン
- 石材店向け講師
- お墓の行方
- 取材をしてみよう
- お骨の行く先
- ペットのお墓
- リ墓―ン お墓のリメイク・再生・手元供養
- レッツ!お墓まいり!
- 初めてのお墓作り
- ぜひここを確認してみてください。
- 建墓物語
- 大橋石材 重大ニュース
- お墓のリフォーム
- お骨の行く先2016
- お墓のみとり
- お墓用語の基礎知識
- 国内の石
- お墓コンサルタント
- 大切なこと
- 国産のお墓
- お墓を作ろう
- 取引先
- 供養あれこれ 横須賀 石屋
- 記事掲載 石材 職人 神奈川
- 永代供養 神奈川 横須賀
- 取扱い墓所 神奈川 横須賀
- 墓石工事 横須賀 神奈川
- セミナー・イベント情報 横須賀
- 墓石デザイン 神奈川 横須賀
- お墓関連情報 神奈川 横須賀
- 素敵なデザインのお墓 横須賀
- 終活・エンディング 横須賀
- 石で実験
- プレゼント情報
- 故人の気持ちになってみた
- 良くある質問
- 石について
- 石の良し悪し
- 今、感じていること
- 加工に関して
- 石のある暮らし こころ豊かに
カテゴリから記事を探す
大橋理宏プロへの
お問い合わせ
マイベストプロを見た
と言うとスムーズです
勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。