先日登壇したアンガーマネジメント研修の感想をいただきました
企業研修でアンガーマネジメントをお伝えする機会を、
ありがたいことにたくさんいただいています。
ときには、同じ社労士の先輩から
「顧問先企業で研修をお願いできませんか?」
とご依頼をいただくこともあります。
先週もそのご縁で、県内の企業でアンガーマネジメントをお伝えしました。
企業研修では、業務に直結する研修は経験があっても、
コミュニケーションや感情をテーマにした研修は“はじめて”
というケースが少なくありません。
でも実は、そこにこそ大きな可能性があります。
感情をぶつけないための“前提”
アンガーマネジメントが目指しているのは、
職場のトラブルを減らすことだけではありません。
自分で感情を扱えるようになること。
感情を人にぶつけなくなること。
その結果として、コミュニケーションが少しずつ良くなっていくこと。
そんな流れをつくることが、本質だと思っています。
怒りの奥には、不安や疲れなど、
別の感情が隠れていることも少なくありません。
「パワハラが怖くて指導できない」リーダーが増えている
最近の研修でよく耳にするのが、
「パワハラが怖くて指導ができません」
「注意したいけれど、線引きが分からない」
というリーダーの声です。
指導とパワハラの境界が曖昧に感じられ、
必要な声かけまで萎縮してしまう。
そんな現場が増えています。
だからこそ必要なのは「感情」と「法律」の両輪
私は社労士として法的な視点を踏まえながら、
アンガーマネジメントの技術も組み合わせてお伝えしています。
職場で必要なのは、
感情をぶつけない。
でも、言うべきことは言う。
人格ではなく行動を指導する。
目的を明確にする。
このバランスです。
指導できない職場は、優しいようで苦しくなる
指導がなくなると、
職場は一見穏やかに見えます。
でも実際には、
問題が放置され、負担が偏り、
静かに組織が疲弊していきます。
必要なのは、
感情を爆発させることではなく、
冷静に、誠実に、伝える力。
怒りは本来「こうしてほしい」というリクエストでもあります。
感情を扱える人が増えることは、
職場のコミュニケーションを変え、
指導の質を変え、
組織の風通しを変えていきます。
これからも研修を通して、
誰もが少し生きやすく、働きやすい職場づくりを
お手伝いしていきたいと思っています。



