ハラスメントのない社会づくりを目指して
私たちは日々の暮らしや仕事の中で、さまざまな出来事に出会います。
予定外のトラブル、ぶっきらぼうな一言、思い通りに進まない展開——。
そんな出来事が重なると、つい表情や態度に不機嫌がにじんでしまうことがあります。
不機嫌は、立派な“メッセージ”
怒鳴らなくても、強い言葉を使わなくても、
・険しい表情
・ため息
・冷たい態度
・沈黙
こうした不機嫌のサインは、すべて周囲に伝わります。
一緒にいる人は気をつかい、緊張し、ときに傷つきます。
不機嫌は「ただの感情」ではなく、
周囲に影響を与える“行動”にもなり得るということを、忘れてはいけません。
職場ではどうなるか
職場のように多くの人が関わる場所では、その影響はさらに大きくなります。
一人の不機嫌が、
・相談しづらい雰囲気
・ミスを言い出しづらい空気
・発言が減るチーム
を生み出すことがあります。
それは心理的安全性の低下につながり、働きにくい職場をつくってしまいます。
感情は“自分で整えるもの”
ここで大切なのは、「自分の感情は、自分で扱うしかない」ということ。
誰かが機嫌を取ってくれるのを待つ。
良い出来事が起きるのを期待する。
それでは、心の舵を他人に預けたままになってしまいます。
完璧でなくていい。
落ち込む日もあるし、イライラすることもあります。
ただ一つ、静かに意識しておきたいのは——
不機嫌を、そのまま周囲へぶつけないこと。
自分のご機嫌は、自分で取る。
大きなことではなくても、
この選択の積み重ねが、職場の安心感や人とのつながりを支えていくのだと思います。



