アンガーマネジメント講座/コープ自然派しこくオリーブセンター様主催
「怒る」から「伝える」へ。心をつなぐコミュニケーション
「~すべき」「こうあるべき」
そんな自分の中の“当たり前”が裏切られたとき、
人は怒りを感じる――。
数年前にもお招きいただいた丸亀市母子愛育班の皆さん。
再び丸亀市からご依頼をいただき、
アンガーマネジメントをテーマにお話しする機会をいただきました。
怒りは、相手を攻撃するためのものではなく、
自分の中の大切な価値観を教えてくれるサイン。
少し距離を置いて眺めてみると、
そこには「自分を大切にするヒント」が
そっと隠れていることに気づきます。
参加者の方からは、
「後悔しないという考え方が心に残った」
「家庭では、許せるゾーンが狭くなっていたことに気づいた」
そんな感想が届きました。
また、“無意識に怒ってしまう人の気持ち”を
少し想像できるような気がした、という声もありました。
怒りを手放すというのは、
感情を押し殺すことではなく、
やさしさを取り戻すこと。
私自身も、学びを重ねる中で、
“無意識に怒ってしまう人の気持ちやその背景”を
少しずつ想像できるようになってきた気がします。
日々の中で、誰かと関わるとき。
怒りの奥にある「本当の気持ち」に、
そっと耳を傾けられたら――
それだけで、世界は少しやわらかくなるのかもしれません。
今日も誰かの小さな“怒り”が、やさしさに変わる一日でありますように。



