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谷川由紀プロはテレビせとうちが厳正なる審査をした登録専門家です

子育てに、そして生き方に効く「感情の扱い方」

谷川由紀

谷川由紀

テーマ:アンガーマネジメント

7月15日、善通寺市の子ども・家庭支援センターで開催された子育て支援講座「アンガーマネジメントで怒りにふりまわされない自分になる」の講師を務めさせていただきました。

当日は、満員御礼のなか、子育て中の保護者の方たちと“怒りの感情”との向き合い方について一緒に学ぶ、かけがえのない時間を過ごしました。




「怒り」を悪者にしない


アンガーマネジメントは、怒らないことを目指すのではなく、「怒り」という感情と上手に付き合うための技術です。講座のなかでは、私自身の体験や事例を交えながら、こんな内容をお伝えしました

  • 「怒り」は第二感情のようなものであり、その奥には不安や寂しさ、期待などが隠れていること
  • 怒りの温度を数字で“見える化”することの効果
  • カッとなったら「6秒」時間を稼ぐ具体的な方法
  • 「べき」の押しつけ合いが怒りの元になること


参加者の声から感じたこと


講座後に実施したアンケートには、心温まる感想がたくさん寄せられました。その一部をご紹介します。

「怒る回数を減らしたいと思って参加しました。しかし、お話を聞いて漠然と減らすのではなく、自分の怒りのレベルを管理して、わかった上で行動するのが大事だと分りました。」

「“怒らないことが正しい”と思っていたけれど、怒ってもいいんだと知り、気持ちが楽になりました。」

「本では得られなかった“納得感”がありました。今日ここに来て本当によかったです。」

なかには、気象病など体調に左右される怒りについての感想もいただきました。
体調と感情のリンクはとても大きく、自分を責めすぎずに「今日はこういう日」と受け止めるスキルも必要だと思っています。

子育てに、そして生き方に効く「感情の扱い方」


全員の方から「大変良かった」との評価をいただき、「とてもわかりやすかった」「自分にもできそう」といった声をたくさんいただきました。

この講座が皆さんの心にしっかり届いたのだと実感でき、こうした声が次の講座への大きなエネルギーになっています(涙)。

「アンガーマネジメント」と聞くと、ちょっとビジネスっぽい印象を持たれるかもしれませんが、実は子育てや介護、病気の治療など、日々の生活のなかで「思うようにならないこと」と向き合っている方こそ、知っていただきたい技術。

感情を我慢するのではなく、うまく整えて伝える。

怒りにふりまわされないことで、自分も相手も、少しだけ生きやすくなる。

そんな“心の余白”をつくるための、第一歩をお手伝いできたのなら嬉しいです。


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谷川由紀
専門家

谷川由紀(社会保険労務士)

高松太田社労士事務所

社会保険労務士としての知識と実績を元に、人材不足対策の要となる働き方改革支援や女性活躍推進、高齢者、外国人等の多様な人材活用コンサルティングに強みをもつ。県内外でアンガーマネジメント研修等に多数登壇。

谷川由紀プロはテレビせとうちが厳正なる審査をした登録専門家です

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