【登壇報告】県内の高校生3年生170名に伝えたかったこと
ワークライフバランス実現の鍵は「価値観」
先日、昨年に続き、丸亀市役所の職員様向け研修に登壇しました。
社会保険労務士という仕事柄、「ワークライフバランス」「イクボス」「働き方改革」などのテーマでご依頼をいただくことが多いのですが、私はいつも「多様性」「ダイバーシティ」を内容に盛り込みます。
法律面や制度面でワークライフバランスや働き方改革をお伝えするだけでは、なかなかその後の行動変容につなげにくいと感じているからです。
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なぜ、ワークライフバランスに取り組む必要があるのか
なぜ、働き方改革関連法が成立したのか
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その理由を説明するには「多様性(ダイバーシティ)を受け入れる」という価値観についてお伝えすることが重要だと思っています。
昔と異なり、地域や組織の中で、同じような価値観をもつ人たちばかりで過ごすわけではありません。
年齢も違えば、育ってきた環境も違う。
性別も違えば、大切にしている価値観もそれぞれ異なる。
それぞれが大切にしている価値観は、誰かにとっては正解になり、
私たちは、時々、自分の価値観こそが「常識」「あたりまえ」であり、
それこそが正解だと感じる。
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正しさが人を傷つけることもある
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アンガーマネジメントの技術を用いて、わかりやすく価値観を広げるためにできる内容を盛り込んでいます。
今回も、参加いただいた9割の方が、大変参考になった、参考になったとアンケートでお答えいただくことができました。
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違いを受け入れ、自分の価値観を相手に押し付けない
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これからも分かりやすく、たくさんの方にお伝えし、誰もがオンリーワンである社会づくりを目指していきたいと思っています。