医療の現場でもアンガーマネジメント技術を生かす
子供を守ることは、親の心を守ること
先週、大阪で開催された「ゼロ会議」に参加しました。
ゼロ会議は、2021年を目標に、子供の虐待死をゼロにして(大阪府の児童虐待による死亡数は平成29年で7人)、 府民みんなで子供を守るプロジェクトとして民間主体で発足されたものです。
今回は第2回目の開催でしたが、約300名の方が参加されました。
https://www.ikuhaku.com/zero/
よく、児童虐待が起こってしまう原因の一つとして、子育て中の親の孤立化が挙げられます。
●子育ての悩みや心身共に疲れきっているのに周りに相談できない。
●感情コントロールが出来ず、一番当たりやすい子供に手をあげてしまい、エスカレートして虐待に発展してしまう。
これは特別な事ではなく、どんな親にも起こりえる事だと感じています。
そんな時、身近な誰かが声をかけてくれたら・・・。
ゼロ会議の「きくで」マークにはその意味が込められているそうです。
『子供を守るためにも、親の心を守ること』
私がアンガーマネジメントの活動を続ける理由の一つです。
子供達を虐待から守るためにも、アンガーマネジメントを通じて自分に出来る事をやっていますが、香川県でも、ゼロ会議のような取組みが出来ないかと模索しています。
すでに信頼する虐待防止に向けた取組みをされている方々に、個別に相談をしていますが、これからも「きくで」と書かれた飴とチラシを配りながら、少しずつ、形にしていけたらと思っています。