「FIB-4 が高い」と言われたら—— 肝臓の線維化と漢方のはなし
インフルエンザ予防は「衛気(えき)」を高めることから

漢方では、体を外からの邪気(ウイルスや病原体など)から守るバリア機能のことを「衛気(えき)」と呼びます。
この衛気がしっかりと巡っていれば、風邪やインフルエンザのウイルスが体内に侵入しにくくなると考えられています。
逆に、衛気が不足していると、体表の防御力が弱まり、同じようにウイルスにさらされても発症しやすくなってしまいます。
睡眠不足や過労、冷え、胃腸の不調などは衛気を消耗させる原因となるため、まずは生活リズムを整え、体を冷やさないようにすることが基本になります。
こうした衛気を補う目的でよく用いられる漢方処方が「玉屏風散(ぎょくへいふうさん)」です。
黄耆(おうぎ)・白朮(びゃくじゅつ)・防風(ぼうふう)という3つの生薬から構成されるシンプルな処方で、体の表面を屏風のように守るという意味からこの名前がついたとされています。
汗をかきやすい、風邪をひきやすい、季節の変わり目に体調を崩しやすいといった、いわゆる衛気不足の傾向がある方の体質改善に用いられることが多い漢方薬です。
症状が出てから対処するというよりも、流行期を迎える前の体づくりとして取り入れるのに向いている処方といえます。
喉を守る板藍根(ばんらんこん)

衛気を補う工夫とあわせて、予防に良い生薬が「板藍根(ばんらんこん)」です。
板藍根は、喉の違和感を感じたときや、周囲で風邪・インフルエンザが流行し始めたタイミングでの早めの対策として取り入れる方が多い生薬です。
手洗いうがいと共に板藍根を用いるのがオススメです。
詳しくはご相談ください。



