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【漢方薬剤師が解説】雨の不調「気象病」の原因と、血を補う婦宝当帰膠の役割

佐藤宣幸

佐藤宣幸

テーマ:漢方薬の話

散積宝

「気象病」の原因は「水毒」にある?


雨の日や台風の接近時に体調を崩すのは、気圧の変化によって体内の余分な水分である「水(すい)」の代謝がスムーズにいかなくなることが一因と考えられています。

体内に水分が停滞し、それが「水毒」として悪さをすると、頭痛やめまい、体が重いといった症状を引き起こします。

こうした雨の日の頭痛やむくみには、余分な水分を体外へ追い出す「五苓散(ごれいさん)」が第一選択薬としてよく用いられます。

五苓散は、いわば体内の「水の交通整理」をしてくれる漢方薬です。


「気象病」の根本にある「血虚」


しかし、気象病を訴える方の中には、五苓散で一時的に症状が楽になっても、また次の雨で同じ不調を繰り返してしまう方がいらっしゃいます。

漢方では、その背景に「血虚(けっきょ)」という体質が隠れているケースが非常に多いです。

「血(けつ)」とは、体に必要な栄養や潤いのこと。この血が不足した状態を「血虚」と呼びます。

血が不足すると、自律神経の調整機能も低下し、気圧の変化という外部環境の変化に対応できなくなってしまうのです。


「血」を養い、土台から立て直す



婦宝当帰膠


気象病を「その場しのぎ」で終わらせず、根本から体質改善を目指すのであれば、不足している「血」を補うことが大切です。

そこで私がおすすめしたいのが、当帰などの生薬を配合した「婦宝当帰膠(ふほうとうきこう)」です。

血を補う: 身体の栄養である「血」を増やし、潤いを与えます。

自律神経の調整: 血が充実することで自律神経が安定し、気圧の変化に対する抵抗力が高まります。

「五苓散」で余分な水を出して今ある頭痛を和らげつつ、「婦宝当帰膠」で血を養い、雨にも負けない体づくりを目指すのが良いのではないでしょうか。


最後に


気象病は「体質だから」と諦める必要はありません。

今の不調を抑えるだけでなく、ご自身の体質を見直し、血を養うことで、雨の日でも軽やかに過ごせる毎日を一緒に目指していきましょう。

もし、ご自身の体質が血虚に当てはまるのか知りたい、という方がいらっしゃいましたら、いつでもお気軽にご相談ください。

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佐藤宣幸
専門家

佐藤宣幸(薬剤師)

有限会社 すみれ漢方施薬院薬局

薬剤師の知識の上に、臨床検査技師の知識を重ねた指導ができるのが強み。健康相談にも力を入れていて、訪れる人の多くは食生活の改善をしながら漢方薬を服用すると健康になる場合が多くあります。

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