《「糖尿病の合併症」》

2023年2月1日

テーマ：漢方薬アラカルト

コラムカテゴリ：くらし

《「糖尿病」、本当に恐いのは合併症！》

※これらの合併症、一つだけの発症ではなく並行して発症します

※最近の「糖尿病の薬」にも二種類の薬を一つにした「＊＊配合錠」なるものが出回っています。
ア、薬が減ったと喜ばれる方がいますが実際は二種類の薬を一つにしただけですし、加減する事が出来ないのです。
「＊＊配合錠」に変更されたら主治医とシッカリ、インフォームドコンセント(説明と同意そして納得)を実施していて下さい。

※一つ病気が増えたら一つ以上の薬が追加されるのが現実、しっかり合併症対策して下さい。
それには漢方薬や薬局サプリメントが役立つ事があります。

《合併症対策の基本の基本は「活血化瘀」＋「補腎」》

※「活血化瘀」に繁用されている漢方薬はコレ↓。

※「冠元顆粒」に配合されています植物性生薬＝「丹参」、古典書には「丹参は一味で四物湯と同じ」と書かれています。
かの「毛沢東」を心筋梗塞から救命した漢方薬「冠心Ⅱ号方」にも配合されている優れ物です。

※「瘀血」が気になる方は朝夕に「お湯割り」で、飲んで下さい！

※当薬局の古稀過ぎた爺様薬剤師、還暦の時に医師より「腰部脊柱管狭窄症」と診断されてからは起床時の「寝起きの茶」として冠元顆粒の「お湯割り」を、そして就寝前に同様にして他の方剤を健康維持のために飲んでいます。
古稀の時の自動車免許更新、裸眼で合格できたのも平素、活血化瘀を実践しながら西洋薬より漢方薬や薬局サプリメントを飲んでいるからと信じています。
《「活血化瘀」＋「補腎」は健康長寿の要》
※これは爺様薬剤師の意見です。

※｛頑固な瘀血}には{動物性生薬}で手当！

｛このような方はシッカリ「活血化瘀」をする｝

＊HbA1C値に30をたした値が平熱以上の時
(HbA1C値＝8としてたら30＋8＝38℃、高熱だからアブナイ！)
＊動脈硬化指数(AI)が4以上
＊L/H比が1．5以上
＊eGFR(推算糸球体濾過量)値が60以下になった
＊クレアチニン(CRE)値が1．0以上になった
＊BNP値・NT-proBNP値が高くなった
＊FIB-4 index値が1．29以上になった
＊高脂血症改善薬を半年以上、連用している
＊糖尿病藥を2種類以上飲んでいる
＊降圧剤を連用している
＊睡眠薬・安定剤を常用している
＊四種類以上の「処方せん薬」を常用している

※活血化瘀に繁用されている動物性生薬はコレ。

☆水蛭(ヒル)

☆蚯蚓(ミミズ)

※「頑固な瘀血」の漢方的改善には動物性生薬＝「䗪虫(シナゴキブリ)・水蛭(ヒル)・虻虫(アブ)・蚯蚓(ミミズ)」を使用します。
日本では「水蛭(ヒル)エキス粒」と「蚯蚓(ミミズ)エキスカプセル」を薬局サプリメントとして薬局内で薬剤師が対面販売しています。
※参考価格
☆水蛭(ヒル)エキス　30日分＝18．400円(税込)　100日分＝51．840円(税込)
☆蚯蚓(ミミズ)エキスカプセル　30日分＝20．520円(税込)

※詳しくは当薬局の薬剤師陣に御相談下さい(要予約)、その時に「お薬手帳」・「血液検査結果」があれば拝見させて下さい。