コラム
陳皮とは
2016年6月8日 公開 / 2021年2月26日更新
《身近な生薬=陳皮》
私達が平素食べている食材の中には『漢方薬』に含まれている生薬があります。
その中の一つが『陳皮』、つまりミカンの皮です。
当薬局では長年、ミカンが旬の時に薬局で『陳皮の作り方』をお知らせしています。
『陳皮』の『陳』と言う文字の意味は『古いもの』と言う意味があります。
本来、生薬(ナマの薬)は長く干した・乾燥させたもの=『古いもの』が逸品と言われています。
星製薬さんの隈笹多糖体エキス液『隈笹精』。
粘膜の炎症を緩和するのに効果を発揮するのが『隈笹=クマザサ』多糖体。
星製薬さんは原料の隈笹、当然『純国産』。
そして産地は隈笹が群生する地域より上には人が住んでいなく当然、自動車が走る道は皆無。
そして水と空気がキレイな地域で必ず収穫前に雪に埋もれているとのこと。
この理想的な環境で育成された隈笹を収穫してから数年、じっくりと乾燥させてから製品にしているそうです。
『陳皮』、この生薬も乾燥させて年月が長いほど逸品とのこと。
これが『陳皮』。
『陳皮』と『乾姜』は手作りにして保管していてください。
この2つの生薬、何かと役立つものです。
詳しくは当薬局の薬剤師達にお訊きください。
《陳皮の成分》
☆ヘスペリジン
これは陳皮よりもミカンの果実の袋とか白いスジに多く含まれています。
ミカン食べるときに丁寧に果実に付いている白いスジを除いてたべないで、袋やスジごと食べてください。
これは抗酸化作用のある「ポリフェノール」の仲間です。
☆ノビレチン
最近、あるメーカーさんから『スーパーノビレチン』と言う成分が確立されました。
いわば『最高ノビレチン』とか『プレミアム・ノビレチン』ですね。
何に効果が期待できるかと言いますと『認知症』・『パーキンソン病』などです。
最近、当薬局では『認知症』の御相談が増えています。
私自身ではダラダラと『降圧剤』・『鎮痛剤』・『睡眠薬・精神安定剤』等を長年服用されている方に多い疾患だと思います。
予防と治療にも『活血化瘀(体内の瘀血(ヘドロ)を改善して血液循環を改善する事)』と『補腎剤』そして、この『スーパーノビレチン』を活用することが必要だと思います。
特に、初期認知症の改善には当薬局では確実に効果を上げています。
多くの方が「処方せん」で、高価な高価な「認知症改善薬」を服用されていますが、効果のほどは・・・・。
今、『陳皮』に含まれている成分『ノビレチン』に大きな期待が寄せられています。
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