熱中症

2017年5月30日公開 / 2021年2月26日更新

テーマ：漢方薬アラカルト

コラムカテゴリ：医療・病院

コラムキーワード：熱中症　対処、熱中症　予防

《熱中症》

※今年の５月の連休、全国で約５００人近くの方が『熱中症』で搬送とか。
そして熊本の方１名は亡くなりました。
昔は『日射病』、熱中症と言う言葉は聞き慣れていませんでした。

※地球温暖化が影響しているのでしょうか？、私達が環境変化に適応できなくなったのでしょうか？
年々、『熱中症』は増加しています。

※一般的には『熱中症予防』には『冷房を使いましょう』と言われていますが、少し要注意。

※『冷房』、確かに使用したら快適なのですが次のことに要注意。
☆干涸らび
意外に知られていないのが冷房の『除湿作用』による身体の『干涸らび』。
汗一杯かいて冷房の効いた部屋に居るとアッと言う間に皮膚はサラサラ。
すごいですよ、冷房の除湿力は・・・。
皮膚や粘膜、そして呼吸器から情け容赦なく『瑞々しさ』を奪い取れます。
こうなると血液はドロドロ、熱中症だけではなく心筋梗塞・脳梗塞発生のリスクが増大します。
☆冷え過ぎ
冷房の慣れると気付かないうちに身体は冷えすぎています。
特に薄着で汗ばんだ状態から冷房にあたるとアブナイ。

《熱中症の予防に効果が期待出来る漢方薬》

※これが『麦味参顆粒（生脈散）』です。
☆効能効果
次の場合の滋養強壮
虚弱体質・肉体疲労・病中病後・胃腸虚弱・食欲不振・血色不良・冷え性・発育期

☆生脈散＝身体に瑞々しさと元気を漲らせてくれると古典に書かれています。
熱中症だけではなく多様な慢性疾患で元気が消耗した方々が麦味参顆粒を服用されると、その効果を体感出来ているようです。
発汗過多の時に是非、一度『麦味参顆粒』を飲んでみて下さい。
当薬局では『麦味参顆粒』、３包から販売させて戴いています。