本物の作物を見分ける方法20 その4
本物はあと味がいい
本物は乾燥した砂地に水を注いだ時のようにスーっと舌に浸透して、何度も口にしたくなります。本来持っているコクの味は残るものの水やお茶で口の中をすすぎたくなるような、何となく嫌な味がいつまでも残りません。
人類600万年の積み重ねで出来上がった舌の味覚はわずか60年前頃から現れた化学物質に、そう簡単に馴染むはずがありません。正しい食生活をしていると間脳が活性化され本来のものを見抜く力が養われます。
本物は煮合わせしても一つ一つの味が鮮明で他の素材のじゃまをしない、ぐぐっと味が涌いてスーっと消える