コラム
レジ袋有料化の効果を考える その2
2022年5月26日
昨日のコラムでは、レジ袋有料化で辞退率が上昇したことを述べたが
レジ袋有料化で得られた効果は、どのようなものであったか?
環境省の発表では、我が国で排出されるプラごみは約900トン/年間といわれている。
その中で、レジ袋の占める割合は約2~3%。大幅な削減にはつながらない数値である。
レジ袋有料化は、プラごみの大幅削減の特効薬とはなっていない。
しかし、有料化で最も効果があったのは、国民、消費者の意識が大きく変化したことにある。
これも、環境省の発表であるが、マイバックを持っている人は約94%、常に携帯している
人は約52%、マイバックを積極的に使用するようになった人約76%・・・とのこと。
このことから、レジ袋というもっとも身近な物を再認識することにより、国民の行動変化が
大きく変わったことが、最大の効果であると言えそうである。
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