仏さまも、特許登録の時代 ?
素朴ではあるが、蕎麦の風味を十分に楽しめる「越前おろしそば」。
その歴史は古く、戦国大名の朝倉氏が福井・一乗谷に城を構えた頃から
始まったといわれている。
その後、府中(現越前市)の城主となった本多富正の頃から、いまの「おろしそば」の
形で食するようになったと伝えられている。
昭和22年10月に昭和天皇が福井県を訪ねられた時に「おろしそば」をお召しになり
かってないことに「お代わり」をご所望された。
その後、東京に戻られてからも「あの越前のそば・・」と何度もお言葉にされたとか。
それがきっかけで「越前おろしそば」として、全国に広まったそうである。
名物「越前おろしそば」の名付け親は、昭和天皇のようである。