よりご理解をいただくために
このコラムで、何度も警告の形で掲載したプラスチックゴミの問題。
いよいよ危機的な状況に来ている。
受入れを拒否した中国に続き、台湾、マレーシア、タイ、ベトナム 等の
国々も日本からの、プラゴミの受け入れを禁止する動きとなっている。
日本国内では、特に事業系のプラゴミが処理されず山積みの状態で
このままでは、不法投棄の恐れもある。
事業系のプラゴミは、家庭から出されるものに比べ、分別が不十分で
汚れも多い。
そのため、リサイクル原料として使うのが難しく、輸出して処理を依頼していた。
今回の想定外の「各国受入れ禁止」により、プラスチック危機に及んだものである。
国内での焼却施設も限界が来ている。
事業系プラゴミ対策の置き去りのツケが、いまになって来たのである。