「おにぎり2個」は、重い? 軽い?
いま日本国内で、年間約37億着の輸入衣類が販売されている。
一方、国内で製造されたものの販売は約1億着。
日本人の縫製技術は高く評価されるものの、人件費が足かせとなって
後進国(特に貧民国)での、生産が殆どとなっている。
しかし、生産することはその国に対しての環境負荷を大きくし
環境影響にも大きく関係する。
例えば、コットンTシャツ1着を作り上げるのに、綿栽培工程も含めると
約2,700ℓの水と、約150gの農薬が必要となる。
また、貧民国の縫製工場では1日の工賃は約15円から20円とのこと・・・
決して経済的環境が改善されている水準ではない。
そのような経済活動の中で、いま「サスティナブル」が注目されている。
日本語に訳すならば、「持続可能なありよう」
私たちが「衣食住」に関係するものに対して、その背景を知ることが必要となってきた。
そして、それぞれを消費するにあたって責任を持つ「大人の行動」も必要となってきた。