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いま国内外でミツバチの失踪や、大量死が発生しています。
ミツバチは養蜂の他、花粉を媒介している農業生産にも大切な役割を果たしています。
この失踪や大量死の原因はネオニコチノイド系という農薬らしく、欧州ではすでにこの農薬の(一部の成分)使用禁止を決めています。
我が国はどうかというと、使用禁止は行われず巣箱を移動、避難という形で関係者に指導を行っています。
しかし、専門家の中には「世界の流れに逆行している」という声が出ています。
ネオニコチノイド系農薬は、害虫や昆虫の神経細胞を興奮させ続けて死滅させるものでその成分が植物の根や葉などから吸収され、少量で高い効果が長時間続くことから普及したものです。
しかし、「生態系や子供の脳の発達に悪影響を及ぼす可能性が高いと」、指摘する学者も多くいます。
国内ではこの農薬の使用を一切禁止した地区は、ミツバチが避難異動してきたことにより巣箱が増えたという事例も多くあるそうです。