毎日のように食している野菜のお話 ピーマン編
四季を問わずよく食するキャベツ !
野菜の好き嫌いがあってもキャベツが苦手という方には、いまだかって筆者は出逢ったことがありません。それだけ、誰にでも好まれる代表的な野菜の一つといえます。
原産地は、イギリス東部から地中海沿岸かけてといわれ、約4,500年前より人はキャベツを栽培しているそうです。生物学的には、アブラナ科に属します。
揚げ物には必ずと言っていいほど添えられていますが、古代ローマ・ギリシャ時代では泥酔を避けるために、必ず酒席で食されていたそうです。
人が摂取すると、体内で必要なたんぱく質の生合成を促進させるほか、消化器系の粘膜を保護、改善する胃腸薬のような役割も果たします。
厚生労働省の研究では、キャベツのようなアブラナ科の野菜を日常的に食すると、喫煙や飲酒の習慣があっても、食道がんのリスクが1/3までに低下する という報告もあります。
いつも肩身の狭い思いをされている愛煙家の皆さん。
今夜の夕食には、いつもより多めにキャベツを食してみては如何でしょうか?