地球の愛し方 虎の巻・後編
社会福祉法人 美川福祉会 認定こども園 みかわこども園様(田中 誠之 常務理事 白山市美川和波町北68番地)が、この7月に当社の食品資源リサイクル機器「マジックバイオくん」を導入され、食品リサイクル活動を始められました。
社会福祉法人 美川福祉会 認定こども園 みかわこども園様
みかわこども園様は園児数約150名の大所帯で、毎日提供される食事は同園内の厨房施設で調理されています。
導入された食品資源リサイクル機器「マジックバイオくん」に、調理の際に排出される野菜等の切れ端、園児の食べ残し等を投入することにより、完全な「環境配慮型循環システム」へと生まれ変わりました。
平均して毎日5~6㎏の生ゴミが発生しているとのことですが、今回導入されたことによりこの生ゴミは自然界に生息する微生物の力によって分解され、約1/10の量に減容され残渣となります。この残渣は有機肥料に加工され、有機野菜栽培に再利用されています。
みかわこども園様が「マジックバイオくん」を利用されている様子
特に、保育施設、学校等の給食からの残渣による有機肥料は、無添加であること、栄養バランスが良い等々の理由から、生産農家さんからは非常に貴重なものとなっております。
私も以前農家さんから「甘みが違う、成長が早い」といったお声を伺ったことがあります。
また、みかわこども園様は、施設の中に独自の野菜菜園、水田を作られ、特にお米作りは「コシヒカリ」にこだわりをお持ちです。当然ながら「有機栽培」です。
コシヒカリを栽培している園内の水田
食品資源リサイクル活動はこの夏からスタートしたばかりですが、将来的にはこの「マジックバイオくん」を通して作られる有機肥料を、こだわりのこの野菜菜園、水田に使用されるお考えです。
みかわこども園様のこの環境配慮型活動は、まさに、『地球にやさしい「こども園」の仲間入り』と言えるでしょう。
この活動の輪が、さらに広がっていくことを楽しみに致しております。