つ・も・り?
私は中小企業は価格競争が出来ないと思っています。
もしもできるとするなら
自分の店舗を持ち今後増改築する気もなく
従業員も雇わずに一日数千円の売上を挙げられれば食べて行ける
できるならご近所から野菜や生鮮品を貰えるような立場にいる
年金収入のある老人オーナーの飲食店
そんなレアケースなら価格競争は可能になるでしょう。
というか、こんな状態なら老後の楽しみと言える状況かと思います。
私は120歳まで現役を通しますので←しつこい?
61歳の今もまだ建てて数年の億単位の借金のある社屋や
新築アパート、太陽光発電所などの投資をしながら事業をやっています。
この状態で価格競争の世界には絶対に入り込むことが出来ません。
入った瞬間に自分の身が滅んで行くのを指折り数えて待つ身となってしまいます。
ずっと以前は税理士事務所での売上は
顧問先1社
従業員数20人
年間売上2億円
なんてことを言っていましたが
そんな奇特なお客様がいる訳もなく
今は顧問先約150者
従業員15人
年間売上1.8億
こんな感じになっています。
客層を間違えると商売はできません。
高い客層を狙うならそれなりのスキルやセンスしつらえが必要です。
それが出来ないからと言って薄利多売の価格競争の世界に入り込むと
大手の資金力と質の悪い客にあっという間に押しつぶされてしまいます。
商売の世界に入り込む以上は未来永劫発展し続ける気概が必要です。
もしもそれが出来ないというなら
商売という世界とは違う趣味の延長という位置づけで細々と生きて行くしかなくなるのです。
さて、あと59年
どんな客層の方たちと縁を持って参りましょうか(^_-)-☆