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山根敏秀

企業の資金繰りや黒字化経営に精通する税務のプロ

山根敏秀(やまねとしひで) / 税理士

税理士法人マネジメント/グランドリーム

コラム

羽根を無くしたお札たち

2021年5月5日

テーマ:つれづれ

コラムカテゴリ:お金・保険

私の財布のお札たちに異変が起きています。
お札たちに元気がありません。

そう!
羽根がなくなてしまった。。。

羽根がなくなったので、以前のように大挙して飛んで行かなくなった反面
全くと言って良いほどお財布に戻って来なくなってしまいました。
ここ(財布)から出たいとも言わず
いつも同じメンツばかりでチンとしています。

一昨年までは
元気過ぎて財布の中でジッとさせるのに苦労していたのに
今年は元気出せよと声を掛けても全く動こうとしません。

もっとも、お財布の主人である私が外へ出歩かない訳ですから
元気よく外へとに出ろと言っても出ようもないのですが。。。

こんなことじゃいけない行けないと思いながらも
いつの間にか新しいことに挑戦せず
決まった範囲内で経済活動をしようとしているように感じます。

ただ、
旅行にも行けない
欲しい服もない
欲しい家電製品もない
元々贅沢する方ではないので装飾品なども欲しくもない
車も今ので満足している
自宅もあれば会社の社屋や運用資産も持ち合わせてしまった
そして、美味しいものはほどほどに食べていても以前のように飲み歩かない

一番大きいのは
どれだけ稼いでも半分は税金に消えてしまうという悲劇があることかもしれません。
100万円稼いでも手取りが50万円以下になる中で
これ以上がんばって働こうというメンタルを持ち合わせるのは難しい状況です。
ならばお札に羽根を付けさせて活発に財布を行き交いさせようという
しんどい思いをしたくなくなるのは自然の理なのかもしれません。

コロナ禍でまたまた日本だけが世界から置いて行かれそうになっています。
昨年3月に世界的ロックダウンが始まりドカンと落ちた株価も
日本だけが3万円を目前に足踏みしてしまっています。
欧米は新値を更新し続けているのに。。。
これもまた私の財布のお札たちに元気がなくなった理由の一つかもしれません。

なんて愚痴めいたことばかり言っていても
自分の財布のお札たちに再び羽根が生えるわけではありません。
自ら意識して羽根を生えさせる!
いまだけココだけ自分だけではなく
社会全体の循環になるような羽の生えさせ方
色々手探りしたいと思います。

この記事を書いたプロ

山根敏秀

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山根敏秀(税理士法人マネジメント/グランドリーム)

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