経営会議の誤り
また、「お金」のことを考えているんですか?
私がボケェ~と空(くう)を見ていると社内からかかる言葉です。
声がかかる瞬間間違いなく「成果を出すこと」を考えているので
「また見透かされた」とチョッと気恥ずかしくなったりしています。
私の成果の上げ方は「節約」ではありません。
節約には限界があるからです。
究極の節約は、自分の給料すら払わないことです。
そんな楽しくないことは絶対にやりませんし目指しもしません。
私の成果の上げ方は「収入の極大化の上に立つ支出の最小化、効率化」です。
収入を増やしもしないで自分や従業員の給料を上げることもできないし
周囲の人を幸せにも出来ません。
まだまだ小規模な集団ですが関連8社にはそれなりに人員がいます。
従業員やその家族にひもじい思いをさせるわけにはいきません。
その為にもどうすれば成果を上げられるかを日々探し続けています。
コロナ禍で給付金や補助金、助成金が乱発されました。
その恩恵も当然に受けています。
いや、コロナ禍の去年はそれらがなかったら当社グループもかなり苦しい局面にありました。
それらがあったおかげで何とか黒字確保が出来ています。
税理士業界という衰退一方の業界で
コンサルという参入障壁の無い業界で
フリーランスという低価格競争激しい世界で
誰もがほんの小さな「収益の芽」を探しているこの世界で
小さな収益の芽は大企業が即札束で頬っぺたを叩くようにしてかっさらうこの世界で
それでも隙間の中にまだ隙間がないか探さないといけないと目を血走らせています。
昨日までの本業は今日の本業ではありません。
明日以降の本業でもありません。
何がやりたい
何ができる
何をできるようにする
そして成果を出す!
新年度は、グループ8社中6社は黒字にできる自信があります。
しかし、2社は苦戦中です。
節約だけを考えるなら休眠や解散も選択肢にあります。
しかし、それでは面白くありません。
先の見えにくい2社の成果を上げることこそ
既に黒字予測を獲得している6社をも強くする原動力と考え模索します。
楽して稼げるなんてことはありません。
地を這い血眼になり額に汗しつつ疲労困ぱいした身体にさらに鞭打つ
そんなカッコ悪い姿をカッコイイと思えるほどの成果に執着して参ります。