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コラム
意見聴取で申告是認
2021年3月10日
過日、確定申告で忙しいこの時期（こう言わないと流行ってない税理士と思われちゃいます）に「意見聴取」がありました。
税理士法33条の2に規定されている「書面添付」という制度で
決算申告にあたり顧問税理士が何を見て何を指導したか
事細かに記載して税務代理を行うというものです。
この制度を使えば
もしも決算申告に疑義が生じても
直ぐに税務調査に移行せず
先ずは税務代理した税理士に意見聴取を行い
そこで疑義が解消したら税務調査しないという流れです。
今回確定申告期にもかかわらず
意見聴取の依頼があり
税務署で会社の状況や普段からの税務監査の仕方などを話してきました。
そして昨日
担当調査官から電話連絡があり「意見聴取の結果申告に疑義がなかったので税務調査は行いません！」と
申告是認の言葉を頂きました。
もちろん自身がある企業だから採用している「書面添付制度」ではあるのですが
税務調査がないというご褒美は何にも代えられません。
ちゃんとした日常の経理体制をとり
ちゃんとした決算申告が出来るなら税務調査は不要という主義なので
税務調査という無駄な時間（すみません）は、時間の浪費でしかいないと思っています。
やはり書面添付による意見聴取は優れものです。
これからもしっかりした税務監査と真実の決算を行い
税務調査ゼロを標榜していきたいと思います。
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