感謝は人を変える力を持つ サンキューコメント
以前左遷されていた女性営業ウーマンが
お茶出しが巨額の取引のきっかけとなり
晴れて営業に戻れたというお話を投稿した記憶があります。
今回は、お茶出しについて見直してみましょう。
先般お亡くなりになった県会議員宅でのお話です。
老練な県議の奥様の動きに感動しました。
この県議が華やかに県政の表舞台に立てるのは
まさに奥様あってのことだなと感心させられました。
私が訪問して程なく、先ず、お茶が出ました。
濃さ、お湯加減共に申し分ないお茶でした。
そして、丁度そのお茶がなくなった頃を見計らってコーヒー
しかもこれまたおいしく立てたばかりのコーヒーです。
暫く話が進んで
そしてコーヒーポットに入れて再度コーヒーを促されました。
勿論おいしいコーヒーですからカップ7分目ほど入れていただき
程なく飲み干しました。
この段階で奥様の気の使いように相当感激していた私ですが
更にお皿いっぱいに盛ったりんごとキーウィフルーツそしてお茶菓子が出され
最後には緑茶まで出されました。
この間約二時間。
最後帰宅の際には床に座られお辞儀をしてくださいました。
感謝の気持ちと共に
自社が来社されたお客様に対して
県議の奥様ほどの気持ちを添えて歓待しているか不安になりました。
お茶の温度は?
お茶の濃さは?
お茶出しのタイミングは?
お茶受けのお菓子はお茶に合っているか?
そのお菓子の量は適度か?
食器の音をさせてはいないか?
お茶の次のコーヒーのタイミングは?
コーヒーの温度は?
コーヒーの濃さは?
おいしく入れられているか?
笑顔は添えたか?
云々・・・
いかがでしょうか?
お茶出しを機械的にこなしてはいませんか?
自分を最大限に魅せる場だと捉えていますか?
自社の代表だという気持ちで取り組んでいますか?
人の信頼
企業の信頼は
お茶出しという場からも作られているのです。