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山根敏秀

企業の資金繰りや黒字化経営に精通する税務のプロ

山根敏秀(やまねとしひで) / 税理士

税理士法人マネジメント/グランドリーム

コラム

給料返上は責任を取ったことにはならない

2013年10月11日 公開 / 2021年3月2日更新

テーマ:つれづれ

コラムカテゴリ:ビジネス

サラリーマン的ケジメの付け方に
「責任を取ります!給料は要りません!」
「責任を取って辞めます!」
という潔い(?)タンカの切り方があります。

言った本人は本当にそれで責任を取ったつもりかもしれません。
しかし、冒頭のような責任論を言い出す背景には
多くの場合、会社や経営者は
その従業員の給料の何倍も下手をすると何十倍も
損失を被っている可能性があります。



給料が要らない=一円も収入が無い
ということであり、今持っている財産を
会社や経営者へ差し出す事ではありません。
即ち、ゼロ以下になることは無いのです。
会社がどんなに大きな損失を被っていたとしてもです。

潔い(?)責任を口にする位なら
もっと個人のスキルを上げて
会社に貢献できる自分になることです。
その後に責任論を口にしても
決して遅くは無いはずです。

責任ある仕事をしたいものです。

この記事を書いたプロ

山根敏秀

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山根敏秀(税理士法人マネジメント/グランドリーム)

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