給料返上は責任を取ったことにはならない

山根敏秀

山根敏秀

テーマ:つれづれ

サラリーマン的ケジメの付け方に
「責任を取ります!給料は要りません!」
「責任を取って辞めます!」
という潔い(?)タンカの切り方があります。

言った本人は本当にそれで責任を取ったつもりかもしれません。
しかし、冒頭のような責任論を言い出す背景には
多くの場合、会社や経営者は
その従業員の給料の何倍も下手をすると何十倍も
損失を被っている可能性があります。



給料が要らない=一円も収入が無い
ということであり、今持っている財産を
会社や経営者へ差し出す事ではありません。
即ち、ゼロ以下になることは無いのです。
会社がどんなに大きな損失を被っていたとしてもです。

潔い(?)責任を口にする位なら
もっと個人のスキルを上げて
会社に貢献できる自分になることです。
その後に責任論を口にしても
決して遅くは無いはずです。

責任ある仕事をしたいものです。

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山根敏秀
専門家

山根敏秀(税理士)

税理士法人マネジメント/グランドリーム

数々の優良企業を含め税務・経営支援してきたからこそ分かる現場のノウハウが強み。枝葉でなく、本質的な経営改善策を指南しており、そのアドバイスを受けて危機を脱した多くの経営者から喜びの声が届いている。

山根敏秀プロは北陸放送が厳正なる審査をした登録専門家です

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