私と一緒に仕事をしましょう
日本全国的にお盆です。
私にとっては
先祖に手を合わせる日でもあり
また、お亡くなりになった関与先様の方々に手を合わせる日でもあります。
私は、経営に疲れそれが原因で無くなられた経営者様は
ある意味で「戦死」であると捉えています(表現が気に障る方が有ったら申し訳ありません)。
2007年3月は、私自身が税理士としての十字架を背負って行くであろう
経営者様の死と直面した年でした。
その社長様にも心の中で手を合わさせて頂きました。
お亡くなりになった社長様は齢40歳
いつも笑顔で
真剣に経営に取り組み
周囲への面倒見の良い社長様でした。
前年来、資金繰りや経営改善などで何度となく弊社に尋ねて来られ
金融機関との調整や取引先との調整を一緒にさせていただきました。
経営的にも数年前より内容も良くなり
これから本格的回復策を取ろうとしていた矢先に入院
そして、数ヶ月に及ぶ闘病の結果、逝去されました。
まさに戦死と言っても過言でない状況でした。
ご本人の壮絶な病魔との戦いから
社長様の日常は相当なストレスであったことが伺われました。
ご遺族の話では、病気になる前には(なってからも)毎晩4合以上の焼酎を
ストレートで飲んで(煽って?)おられたようでした。
ストレスは健康な人間の身体を蝕みます。
葬儀終了後、お棺に横たわる社長の姿に
私自身の無力さを痛感させられました。
何度も何度も相談に来られていたのに・・・。
当時の私の力では抜本的改善策を取らせてあげることができませんでした。
安らかなお顔に
苦痛から逃れることが出来た安ど感のようなものを感じて
私は人目もはばからずボロボロ涙を流し、まさに嗚咽したことを思い出します。
経営アドバイスについて考えてしまいます。
アドバイスで終わるから
企業様がやろうとやるまいと言葉掛けだけで終わってしまいます。
アドバイスはやはり無責任であることを痛感させられています。
企業経営者と喧嘩をしてでも
もう来るなと言われても
何が何でも改善させなければいけないのです。
苦しかったでしょうね。
お金がない。
支払いが迫っている。
たくさんの従業員がいる。
・・・・
本当に苦しかったでしょうね。
もっと社長さんの傍にいてあげることができればよかった・・・。
もっと苦しみを分けてもらえばよかった。
いまでも後悔ばかりが残ります。
二度と社長様方を戦死させません!
強い指導力で経営改善のお手伝いをします。
お盆にあたって
そんなことを強く思っています。
経営の基本を強力指導 税理士法人 泉が丘会計センター