喪失と悲しみの心理 2
現在放映中の、NHK大河ドラマ『平清盛』の
キャッチフレーズ、テーマとして
「遊びをせんとや生まれけむ 戯れせんとや生まれけん
遊ぶ子供の声きけば 我が身さえこそ動(ゆる)がるれ 『梁塵秘抄』」
というのがあります。
文学的解釈としての意味は別として
『遊ぶ』という事について考える機会がありました。
『遊ぶ』とは、ウイキペディアによれば
楽しむ、娯楽、休養、リラックス、ストレス解消などの目的で生物が する行動の総称。
子ども時代は、遊びを通して
成功と失敗を繰り返しながら成長していきます。
『遊ぶ』のは、楽しむこと。
日々の様々なことは、脳で快・不快にタグ付けされ
快(楽しい)事を中心に、記憶されていくとも聞きます。
世代によって『遊ぶ』という事に対するフィルターもあると思いますが
楽しいと思って生きることは大切です。
健康であるとは、ただ病気ではないという事ではありません。
【セラピューテックレクレーション】についての話を聞きました。
*セラピューテックレクレーションとは (マレー寛子氏 デジュメより引用)
適切なレジャーライフスタイルの計画・維持・表現を促進するためにある。
レクレーションを、人間が人間らしく生活するために必要な要素であり、権利であるという視点から
身体的・精神的・社会的、そして知的に制限がある人たちへのレクレーション自立に向けての
意図的な援助としてとらえる。
もともとは、アメリカで戦後 負傷兵の回復のため
スラム街の子どもの安全の確保、その中にくらす障がい者に向けてのプログラムでした。
遊ぶこと、楽しい、嬉しいと思って生きていくことは大切です。
罪悪感に縛られることなく
自由な時間を持てること
自分で選択できる活動があること
そしてそれらを、楽しいと思えるこころのあり方
これら3つが揃うことが、必要です。
明日もしかしたら、楽しいことがあるかもしれない・・・
そう思えることで、この日、この夜を越えて欲しいと希っています。
『自主性VS罪悪感〈エリクソン発達理論・幼児期後期〉(2011-05-25)』
http://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/20021
『あそび (2010-05-13)』
http://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/9482/
『フィルターの色(2010-05-25)』
http://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/9816/
『ウエルネス・ストリート(2011-01-10)』
http://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/16370/
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