わたしはここにいる。
蒸し暑い週になりそうです。
節電の夏には、怪談話でゾッ~っと涼しくなりましょうか?
いや、違うのですが・・・
『幽霊の正体見たり、枯れ尾花』という諺があります。
怖いなぁと思って冷や汗が出たり、その側に近づけなかったいたものも、
正体が解れば、な~んだ!と平気になることが出来ます。
このようなことは、日常生活の中にもたくさんあります。
ある事や、人に対する自分なりの捉え方、考え方があります。
同じものを見聞きしても、其々異なる反応になることが有ります。
それは、それまで生きてきた中で身に付けた価値観であったり
学習の仕方によります。
自分で選べなかった育つ環境や
学んでないこと、間違って学んでしまったことは
気付いて、評価し直し学び直すことが出来ます。
自分なりの捉え方、考え方【スキーマ(schema)】が
今の自分の生活を生き難くしているのであれば、それを整理・理解することで
スキーマを変更し、現在の問題についての対処法を考えることが出来ます。
ただ長年慣れ親しみ、ある時は自分を守ったり支えてくれたその思い込みは
融通性が無く、頑固なことが多く
既に自分の中の基準になり、自分にも他人にも適応させていることがあります。
それを新しく書きかえるためには
自分の持つ力(資源)だけではなく、援助をうけることも必要です。
「他人の援助を受けない。」というスキーマをお持ちの方は
まず、その部分を自分自身に許しましょう。
類語に『杯中の蛇影(はいちゅうのだえい)』というのが有ります。
杯の中に映った絵の蛇を本物の蛇と見誤って、蛇を飲み込んだと勘違いして病気になってしまった。
しかし、それが絵の蛇だったことを聞いて納得し、たちまち病気が治ったという故事。
『人生脚本1(2010-07-30)』
http://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/11801
『箱を開くとき〜カウンセリングを受けるタイミング〜(2010-11-21)』
http://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/14954
『繋がっている。(2011-03-06)』
http://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/17940
『内なる資源〈Resource〉(2011-04-07)』
http://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/18688
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