風邪は、悪戯子鬼が・・・ ~暮らしの中の言葉②~
夏至は夏季の真ん中で、北半球では昼が最も長く、夜が最も短くなります。
立春から『陽』に転じた陰陽のバランスがこの夏至をもって
陽の極みに達します(陽中の陽)。
それはすなわち、陰陽が交替・転化する時であり
発病率が高い時でもあります。
夏至とは「この日を過ぎると、本格的な夏に至る」という意味です。
冬至にはかぼちゃを食べますが
夏至には関西では、「たこ」を食べる習慣があります。
(明石では、年中「明石焼き」でたこを食べていますが・・・)
これは、たこの足のように稲が深く根を張ることを祈願する農耕儀礼でもあります。
夏至の節気は最も陽気が盛んであるため体調の管理が一層必要です。
夏の気である「暑」が旺盛になります。
また、今週は雨、曇りの日が多い予報ですが
「湿」にも注意が必要です。
汗などで、体内の水分(津液)が失われがちです。
喉が渇いたと思う時は、もう少し遅いのでそうなる前に水分の補給に心がけてください。
汗をかくから、尿が少ないのは普通と気にしない方も多いですが
汗と尿は役割が違います。
尿は体内の解毒に関わるので、少ないと排出が滞ります。
暑い時に、冷たい飲み物は嬉しいですが摂りすぎに注意しましょう。
からだの冷やし過ぎや、胃液が薄まることによる消化不良、食欲不振にも繋がります。
先日、スーパーに行くとたくさん西瓜が並んでいました。
西瓜には余分な熱を取り除く清熱(せいねつ)作用があります。
このように、旬の野菜や果物には清熱作用のあるものが多いです。
それらを上手に取り入れて下さい。
他には、なす・とまと・きゅうり・メロン・ももなどです。
『夏の過ごし方1(2010-05-06)』
http://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/9265
『土用・梅雨の過ごし方(2010-07-05)』
http://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/11032
『立夏 (2011-05-07)』
http://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/19553
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