小満
26日に近畿地方も梅雨入りしました。
この度の雨の前にも、雨の日が続いていたので、5月の日照時間は短くなりそうです。
梅雨は日本と揚子江流域特有の霖雨です。
暦の上での梅雨と、気象上の梅雨の時期は必ずしも一致しませんが
養生の方法としては同じです。
梅雨の時期は何より『湿』の対策が肝心です。
日本はもともと四方を海に取り囲まれているため『湿』の影響を受けやすいです。
重く沈んで、滞る性質の「陰の気」であるため、改善に時間がかかります。
日頃から『湿』の排出に気をつけていましょう。
『外からの湿』と『内からの湿』の2種類があります。
『外からの湿』の予防には、湿度の高いところに長くいないこと
雨に濡れたら、早い目に着替えるようにして下さい。
乾いた衣類や寝具を用いるために、梅雨の晴れ間を上手く活用して下さい。
『内からの湿』は胃腸に影響して、体内に湿が生じる状態です。
日々の生活の中で 甘いもの、味の濃いものや脂っぽいもの、アルコールなどが
胃腸の負担を多くして『湿』を生じさせます。
今年は、節電が呼びかけられていることもあります。
過度の辛抱はストレスを生みますが
体の冷やし過ぎを防ぐためにも冷房や冷たい飲み物を控えて、
胃にやさしい生活を心がけましょう。
女性は素足の方も多く見受けられますが、冷房のきいた場所では
せめて足首だけでも冷やさない工夫をして頂きたいと思います。
湿を排出し、体内に「陽の気」を取り込むためには
体を動かして、汗を出して発散させてるのが有効です。
『土用・梅雨の過ごし方(2010-07-05)』
http://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/11032
『濡れた靴〜湿、寒、風の邪気の侵入を防ぐ〜(2011-03-22)』
http://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/18339
『五月病2 (2011-05-15)』
http://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/19779
『五月病3(2011-05-19)』
http://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/19878
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